国際物流総合展2025 第4回 INNOVATION EXPO
日野コンピューターシステム株式会社様 共創セッション
弊社代表取締役CEO水下広之が、国際物流総合展2025 第4回INNOVATION EXPO 日野コンピューターシステム(株)主催特設ステージ内「共創セッション」に登壇し、「教育による物流業界のDX推進」について講演しました。
日野コンピューターシステム様との提携について
弊社は、日野コンピューターシステム株式会社様と(2025年7月)双方の顧客を相互に紹介する顧客紹介契約を締結しました。弊社の IT 教育プラットフォーム GSchool と、日野コンピューターシステム様の DX サービスを組み合わせ、運送業界のデジタル化推進に取り組んでまいります。
登壇内容
ビリヤードからIT、そして教育へ
私(代表取締役:水下広之)のファーストキャリアは、ビリヤードのプロスポーツ選手でした。20代半ばで未経験から IT 業界に飛び込み、プロ選手として活動を続けながらシステムエンジニアとしてキャリアを重ねてきました。これまでの経験から、「学びや教育がいかに人生を支えるか」を強く感じてきました。だからこそ、教育を通じて、誰でも良質な学びを受けられる環境を作りたい。今回は、そんな背景を知った上で、私の話を聞いていただければと思います。

物流業界が抱える課題
配送ニーズの多様化によりサプライチェーンは複雑化、データ連携やリスク管理の高度化が進んでいます。一方、業界の99%を占める中小事業者では IT人材不足が深刻で、現場レベルでのデジタル化が遅れている実態を提示しました。

教育が現場を変え、未来を創る
技術やシステムを活かすのは「人」です。若手人材の育成と定着が持続可能な物流を支え、デジタル化を進めるためには現場のITスキル向上が不可欠です。「DX人材育成」が業界全体の底上げにつながります。

物流業界向けDX人材育成プログラム
GSchoolは物流業界にカスタマイズした教育プログラムを提供します。
また、GSchoolのDX研修は、経済産業省・IPAが定めた『DXリテラシー標準(DSS-L)』の4領域を網羅しています。

E²Cプラットフォーム(Education × Employment × Career)
教育(GSchool)と採用(GWork)を連携させ、学習→採用→継続学習でキャリアを形成する仕組みを提案。企業様は「採用費」ではなく「教育費」として人材投資を行えるモデルを紹介しました。

まとめ
今回の登壇を通じ、弊社は「教育により物流業界のDX人材不足を解決する」というメッセージを共有しました。日野コンピューターシステム様との連携を通じ、実業界での導入・実践を加速してまいります。
日野コンピューターシステム株式会社
日野コンピューターシステムは、日野自動車グループの情報システム会社として1986年に設立。日野自動車のIT部門と協業し、システム開発・維持・運用を行ってきました。現在は運送事業者向けのソリューション事業にも注力しています。
HINO DXソリューション:https://hino-c-plus.com/